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おかもとえみと一緒に“下北沢”でチェキさんぽ。mona recordsやトライトーンへもチェキと一緒に

チェキを持って、その人物にとってゆかりある地をチェキと共に歩いていただく連載「チェキさんぽ」。第一弾はアーティストのおかもとえみさん。おかもとえみさんは高校時代に下北沢で本格的に音楽活動を開始。“フロム下北沢”THEラブ人間のベーシストとして活動。同バンドを2013年いっぱいで脱退したのち、おかもとえみ個人名義、バンド科楽特奏隊。そしてさまざまなバンドのサポートや作品提供など活動の幅を広げつづけています。

今回の場所は、おかもとえみさんの音楽活動の原点であり、ゆかりある下北沢。彼女の思い出の場所や、日頃から立ち寄るお店におススメスポットなど、自身で写真の撮影もしながら、おさんぽをして語ってもらいました。

学生時代はディズニーランドに行くような感覚で下北沢に

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「高校時代から下北沢のライブハウスで演奏してみたいという憧れがありましたが、私の通っていた学校にはライブハウスに出演してはいけないという校則があって……。それでも、好きなアーティストを見に行くのは下北沢がおおくて、ライブを見ていると『自分もここでやってみたい!』と、その想いはどんどん強くなっていきました。同世代の周りの女の子たちは『ディズニーランドに行きたい!』という中、私は同じような感覚で下北沢に行っていましたね。高校卒業後にTHEラブ人間に加入してからは、バンドでも個人でも月に10本くらい下北沢でライブができるようになり、自然にこの街の魅力を知っていきました。」

ひとも物理的な距離もすべてが近くて、ぬくもりが感じられる街

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「下北沢は洋服屋や古着屋、ご飯屋さんや本屋にレコード屋、それにライブハウスにスタジオ。身近なところに行きたい場所がぎゅっと凝縮されています。それに、複合施設などではなく路面店が多いので、お店の店員さんたちとの距離感が近く、何回か足を運ぶとお店のひとたちはとてもフレンドリーに接してくれます。ひとも物理的な距離もすべてが近くて、ひととひとの手作りのぬくもりで作ったクラフトのような街。他の街にはない特別なあたたかさを感じることができます。」

おかもとえみの下北沢さんぽ

ベースメントバー

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「THEラブ人間のカウントダウンライブもした思い出の場所です。脱退後もメンバーは仲が良くて、ドラムのケンジ(服部ケンジ、Dr.)が働いているので、ふらっと立ち寄ります。」

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「バーカウンターでお酒をたのんで、カウンター越しに人と話をするのが好きなんです。」

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「ネオンやホログラム、キラキラ光るものが好きなので、もれなくミラーボールも大好きです。」

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ベースメントバー

トロワ・シャンブル

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「おしゃれで静かで居心地も良くて、コーヒーも美味しいので来るようになりました。だけど一番の決め手は不意に頼んだシナモントースト。このふたつをたのんで、マンガや古本を買って読んだり、ぼーっと過ごしています。下北沢はたくさんの人が集まるので、どの場所もにぎわっている街というイメージが強いかもしれませんが、この街にはとても緩急があります。その中でもトロワ・シャンブルはひとりで静かに過ごせて、下北沢の緩急を感じることができる場所ですね。」

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トロワ・シャンブル

ニックンロール

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「はじめて下北沢でライブをしたのがニックンロールの横にあるライブハウスでした。下北沢が好きな理由でもある路面店ですし、ニックンロールを買って食べ歩きをする。下北沢のおさんぽにはもってこいのお店です。」

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ニックンロール

トライトーン

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「ここは私が下北沢に来たきっかけの場所です。ROCK’A’TRENCH河原真(Ba.)さんがトライトーンでマンツーマンベースレッスンを開いていることを知って、高校1年生の時からレッスンを受けていました。本格的にベースをはじめた、アーティストとしての原点の場所です。」

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「この受付の前が憩いの場になっていて、スタジオに入った後はここで店員さんやメンバーと話をするのが楽しみのひとつ。」

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「Dスタジオのベースアンプにはいつもお世話になっています。真さんのレッスンもここで受けていましたし、ベースユニット、おかもとえみとナガイケジョー(SCOOBIE DO)のリハもこの部屋でしていました。」

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トライトーン

古書ビビビ

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「古本や文庫本にマンガが大好きなので、下北沢に来たときは何も考えていないのに、気付いたらここにいますね。藤子不二雄Ⓐさん、ひばり書房から出ているホラーもののコミックスが好きで、新しく作品が入っているかチェックをしたり、文庫本も店内を回って面白い作品があれば買ってしまいます。」

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「泉昌之さんの『かっこいいスキヤキ』など食に関する文庫本も好きで、食べ物の本にはつい反応してしまいます。」

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「ソロの活動をはじめてから、アイドルの方たちともイベント共演の機会が増えました。みなさんはチェキを持っていることがおおくて、よく楽屋でチェキをつかって自撮りをしていますが、とても上手なんです!なので、私もこの機会に自撮りの初チャレンジしてみました。」

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古書ビビビ

mona record 音楽食堂

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「ソロ活動をはじめてから、初めての自主制作版ミニアルバム『HIT NUMBER』を制作しましたが、mona recordでライブをした時に、『HIT NUMBER』を置いてくれると話をいただきました。バンドではなくて、ソロではじめての流通となり、本格的なソロ活動スタートの場所です。」

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ぬくもりを感じられる場所。そう思えるこの街がずっと残っていて欲しい。

「再開発があり、下北沢は少しずつ変わってきていますが、今日、おさんぽをした場所は、私が下北沢に来るようになる前からあるお店もありますし、トロワ・シャンブルさんは私が生まれる前からあります。もちろん、私が下北沢に来るようになってからできたお店も変わっていませんし、すべて下北沢ならではのぬくもりを感じさせてくれる場所です。もし、私に子供ができて孫ができても一緒に散歩したいです。このぬくもりのある街がずっと残っていて欲しいです。」

下北女子、アーティストとしての下北沢散歩。

「さんぽースにスタジオがあるのは一般的ではないかもしれませんが、私が下北女子になったきっかけも、音楽のスタートもトライトーンなので、やはりスタジオには立ち寄ってしまいます。今日も憩いの場にバンドの練習をしている人たちが語り合って過ごしていましたが、このスペースの距離感はすごく下北沢らしくて、あたたかさを感じる場所です。楽器やバンドをはじめたい人には夢や目標をもてる場所になると思うので、おすすめしたいですね。スタジオを抜きにしても、今日のコースは下北女子おすすめのおさんぽコースです。この街にはほかにもたくさんの素敵なお店や場所があります。ぜひ下北沢を探索しておさんぽを楽しんでほしいです!」

すぐ写真という形に残すことで、想い入れのある風景がさらに好きになる

「すぐ写真として形に残すのは見落としていた街の部分が見えて、思い出や想い入れのある風景がさらに好きになるあたらしいきっかけになりますね。ふらっと歩いていて、気になったものを写メで撮影しても忘れてしまうものもありますが、すぐ形になることで、よりつよく印象として残ります。それに撮影した後に1枚の写真を手に持ってコミュニケーションが取れますし、思い出の瞬間がすぐ形に残るのは、あらためて写真が素敵なものだと実感しました。」

INFORMATION

おかもとえみ『ストライク!』

2015.11.18 on sale!
VYBE MUSIC
VBCD-0077
¥2,160(tax incl.)

詳細はこちら

INFORMATION

空想科楽カバーズ ウルトラ グレイトフル ヒッツ

2015.10.07 on sale!
TOWER RECORDS
KGTST-001
¥1,944(tax incl.)

詳細はこちら

INFORMATION

MUSIC HOURS

2015.10.27(火)
OPEN 18:00/START 18:30
代官山LOOP
ADV ¥2,900/DOOR ¥3,400(1ドリンク¥500付)

出演:おかもとえみ、YANAKIKU、真友ジーン、and more…
予約方法:おかもとチケット予約フォーム、代官山LOOPweb予約
※入場順につきまして:当日先着順となります

Ryu Matsuyama × GARAGE “Gazing the Earth”

2015.11.20(金)
OPEN 18:30/START 19:00
下北沢GARAGE
ADV ¥2,500(1ドリンク¥500付)/DOOR ¥3,000(1ドリンク¥500付)/スペシャルチケット ¥2,000(1ドリンク¥500別)

出演:Ryu Matsuyama、おかもとえみ+1アーティスト
予約方法:おかもとチケット予約フォーム(11月20日14時まで)
通常チケット:GARAGE 店頭販売・電話、メール、フォーム予約
問い合わせ: GARAGE(03-5454-7277)

詳細はこちら

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公式サイト Twitter

text by Mako Masaya
photo by Nozomu Toyoshima

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