みつあみ vol.02

臼田あさ美写真集『みつあみ』特別企画 連続チェキインタビュー 第2回:川島小鳥

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LIFESTYLE

奥山由之、川島小鳥、藤田一浩。それぞれ違ったフィールドの第一線で活躍する写真家3人が女優・臼田あさ美さんを撮影したことで写真好きの話題をさらった『臼田あさ美写真集 みつあみ』(双葉社)と、チェキがコラボレーション!

3人の写真家が「チェキWIDE」で臼田さんを撮影し、それを素敵な企画にしていきます。詳細はまたここでもお知らせしますが、これからしばらくの間、写真家のみなさんと臼田さんの4人が『みつあみ』のこと、そして「チェキWIDE」のことについて語るシリーズインタビューをお楽しみください。

第2回は、川島小鳥さんです。代表作である『未来ちゃん』をはじめ、被写体となる人々すら意識していないイノセントな瞬間や、その一瞬の美しさをフィルムに焼きつけてきた川島さん。人に対する独特の“間合い”は、写真を撮ることそのものに対しても発揮されています。

INTERVIEW:川島小鳥

チェキは「昔の家族アルバム」みたいなもの

みつあみ vol.02

――今回、小鳥さんにも臼田さんをチェキで撮っていただきましたが、なんというか「やっぱり小鳥さんだ!」という写真でしたね。これまでにも、撮影やチェキを使ったことはありますか?

あ、初期の小さいモデルは持ってましたよ。撮影したあとに、記念に何枚かチェキでも撮って、何枚かはあげたり、あとは自分で持っていたり。

――やっぱり、本番の撮影が終わって、ある程度被写体との距離が縮まったあとのタイミングで……という感じですか?

そうですね。ちょっと場が温まってからというか。

――そういう、親密な感じが表現できるのもチェキの特徴ですよね。

フィルムカメラで撮影するときは4枚とか5枚とか、連写もできますよね。でも、チェキはシャッターを切るのにも時間がかかるし、撮ってから次の1枚を撮るまでにも少し間が空くじゃないですか。そのぶん、なんというか、1枚に込める思いのようなものも違うんじゃないかと思うんです。それでいて、自分で保管するにしても、相手にあげるにしても、基本的にはまったく関係のない第三者に見せるつもりのない状態で撮ることが多いですよね。昔の家族アルバムみたいなもので、思い出を記録するためのもの。だから、プライベートっぽくなるんじゃないかな。Instagramとかはネットに公開する前提で撮ってるから、フィルターや色でそれっぽくはなっていても、きっと意識としては別物なんだとは思います。

――言われてみると、今回の臼田さんの写真も、ややにじんだようなノスタルジックな色味が家族アルバムっぽいですね。

色の出方、すごくかわいいですよね。ていうか、今回の写真、ぜんぶかわいくないですか(笑)?

“愛”をもって写真を撮りたい

みつあみ vol.02

――今回は皆さんにチェキで撮っていただきましたが、『みつあみ』の写真集に収められた写真とチェキのテンションが一番近いのは、小鳥さんのような印象がありますね。

そうなのかも。なんてことない瞬間を撮ってますからね。あさ美ちゃんは普段から仲がいいから、撮るときもいつもと同じ気持ちのまま撮れるんです。だから、カメラでもチェキでも共通した雰囲気が出るんじゃないかと思います。

――でも、そういう瞬間を撮るのって、難しいですよね。「なんてことない写真を撮ろう!」と思うと、わざとらしくなるような気も。

僕は「あ、撮りたい!」と思ったときにシャッターを押すという撮り方をしてるので、言葉にするのは難しいんですけど……。やっぱり、まずは“愛”なんじゃないですかね。相手に対する愛がないと。

――それは、例えば臼田さんのように仲のいい相手でも、例えばお仕事で初めて会った人も同じですか?

初めて会った人をいきなりあさ美ちゃんと同じノリで撮り始めるのは無理ですけど、目の前にいる相手のことを考えながら撮るというのは同じことだし、なによりも僕は写真が好きだから、その気持ちは誰が相手でも変わらない。そういう意味での“愛”ですね。

――小鳥さんが「写真っていいな」と思うのは、どういうポイントですか?

そうですね……。なんというか、なんでもありなところがいいんですよね。写真を撮るという行為は確かに過去だけど、1枚の写真になると過去なのか未来なのか、いつの光景なのかもわからなくなるし、綺麗なものでも汚いものでも、どんなものも写し出すことができる。あとは、決まりがないようで、でもやっぱりどこかに制約のようなものはある。それがいいんです。

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今回使用したチェキ

“チェキWIDE”instax WIDE 300

wide

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