ギャラリー

  • 瀧本幹也
  • バルブモード&二重露光モード

instax mini 90 NEO CLASSIC x 瀧本幹也

「別珍素材の布を背景に撮影した二重露光の写真。エッフェル塔はmini 90のコンセプトであるレトロフューチャー的ですよね。また、チェキの写真は、このくらいモチーフがはっきりとしている方が見栄えが良い気がします」

「ショーウィンドウに太陽の光が差し込んだ瞬間をマクロモードで撮りました。マクロモードではわずかにファインダーと撮れる写真にズレがあるので、それを予測して撮りましたが、それも込みでラフに撮るのが楽しいですね」

「硬い光が当たっていて、普通ならばコントラストが強くなりすぎるような状況でも柔らかく写ります。エッジが柔らかく滲む、という感じでしょうか。ハイライトも粘りがあり、フィルム写真らしさが出ているんじゃないでしょうか」

「もちろん、本当にお札を燃やしたわけではありません(笑)。実際にはやってはいけない行為を写真で表現してみました。お札の周囲でライターの光を動かしバルブ撮影。10秒間フルでシャッターを開き撮影をしました」

「暖色系になるアンバーのフィルターをレンズに装着。エッフェル塔そばのメリーゴーランドを、ノスタルジックな雰囲気をより強調して撮影しました。フィルター取り付けには、ユニバーサルホルダーというものを使っています」

INTERVEIW : 瀧本幹也

“mini 90にはフィルム写真に通じる楽しさがあります。”

 フィルムカメラで撮ることにこだわりを持ち、広告から作品制作まで幅広く活躍している写真家・瀧本幹也さん。mini 90にも、そんなフィルム写真ならではの楽しさが詰まっていると感じたそうです。

「すぐに撮ったものが見られるのではなく、像が出るまでに待つ時間があるというところが、まず大きな魅力ですね。そして、写真を物質として手にすることができ、フィルムにお金を使っているということを意識できる点も、1枚の写真を大切にすることに繋がると思います。10年後もオリジナルとして手元に残るわけですからね。仮に撮影に失敗をしても、次はうまく撮ろうと努力をするはずで、それはまさにフィルム写真の感覚。僕もモードボタンを押し忘れて焦ったりしましたが、撮影枚数に限りがあることは、素晴らしいことだと思います」

 今回のギャラリーでは、バルブモード、二重露光モードなど、mini 90から搭載された新機能を使いこなした作品を撮ってくださいました。

「どんな遊びができるのかを実験したくなるカメラでした。特に使ったのは二重露光、バルブ、マクロ、ストロボオフ。二重露光とバルブはチャレンジしがいのあるモードですが、今までのチェキではできなかったストロボオフもとても重要な新機能で、自然の光を大切に撮ることができるのはとても良いことですね。フィルムの感度は800なので、ノンフラッシュで大抵は撮れてしまいます」

 今後、撮影に出かけるときには、カバンにmini 90を必ず入れていくという嬉しい言葉をいただきました。

「ロケや旅で出会った人にチェキの写真をあげるととても喜ばれ、コミュニケーションのツールとしても心強いです。これまでのカラフルなデザインじゃなく、僕のような男性が持っていてもマッチするシルバー×ブラックのデザインになったのはありがたいですね」

瀧本幹也(Mikiya Takimoto)

1974年愛知県生まれ。23歳より写真家として独立。以来広告を中心に活動する一方、精力的に作品を発表。著書に「LAND SPACE」(青幻舎)など。確かな技術と独自の視点から切りとられる唯一無二の作品で高く評価されている。撮影監督を務めた映画「そして父になる」(監督: 是枝裕和氏)が第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。

バルブモード&二重露光モード

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