2017.12.20

World Cheki Snap ～夏至のパリ・北マレ地区を歩く～

世界のさまざまな景色や人々をチェキでスナップする「World Cheki Snap」シリーズ。今回訪れたのは、花の都、パリ。アート・ファッション・フードなど世界中の人々を魅了するパリの夏至の一日を前編・後編に分けてお届けします。前編は、ファッションやアートの最先端を楽しめる北マレ地区からスタート。

パリの最先端・北マレ地区をチェキと歩く

20区からなるパリの街で、最新トレンド発信地である北マレ地区。小さなブティックや有名セレクトショップ、個性的なカフェが建ち並び、おしゃれなパリジェンヌたちが集うエリアです。

信号のデザインも特徴的で、かわいらしいバイクのマークが目を引きます。

フランス人は生活のなかに花をとりいれるのが、とても上手です。街なかには、かわいい花屋さんがあちらこちらにあり、花を選んでいる人々の姿もよくみかけます。

アパルトマンのベランダや窓辺に飾られた花で、街の通りも色鮮やかに感じます。

おしゃれの最先端をいく老舗セレクトショップの一つ「メルシー」。細い通りを抜けると真っ赤な車が出迎えてくれます。お店にはカフェも併設されています。

メルシー

真っ赤な車は、パリジェンヌもお気に入りの様子。

美しいパリの町並みはどこもフォトジェニック。次の目的地に向かうまでの間にも撮影したくなる場所がたくさん。ひとつひとつがかわいいこの街ではチェキが大活躍してくれます。

メルシーの近くにもうひとつある地元で人気のセレクトショップが「フレンチトロッターズ」。二人のフォトグラファーが、勢いのある旬のブランドを集めた個性的なセレクトショップで、クリエイターとコラボレーションした商品も多いのでスペシャルな一着に出会えるかも。

ショップの入り口を「“チェキスクエア” instax SQUARE SQ10（以降、SQ10）」で撮影。

フレンチトロッターズ

パリ最古のマルシェ「マルシェ・デ・アンファン・ルージュ」

ショッピングを楽しんだあとは、マルシェへ。北マレ地区にある「マルシェ・デ・アンファン・ルージュ」は1615年に始まり、パリで最古のマルシェ。入り口を通り抜けると、テーブルと椅子も並べられた市場のなかで食事をとることもできます。

フォトジェニックなマルシェを撮影して、白黒モードでプリント。撮影してから色味を変えてプリントできるのもSQ10の魅力です。

市場には季節の野菜やフルーツ、魚介類やお肉がずらりと並べられています。

マルシェの入り口と野菜を「“チェキ” instax mini 90（以降、mini90）」の二重露光モードを使って撮影。

気前の良いマルシェの八百屋さんが不思議そうにチェキを見ていたので、記念撮影して一枚プレゼント。

マルシェでお腹を満たしたあとは、街の酒屋さんへ。ヨーロッパの暑い季節の定番ロゼワインが店頭にもたくさん並んでいました。

20年の歴史に幕をおろす「コレット」

北マレ地区を楽しんだあとは電車に乗ってパリ中心部に移動。この日最後に足を運んだのが、2017年12月20日に、20年の歴史の幕をおろす世界的有名なセレクトショップ「コレット」。

コレットとチェキのコラボモデルも店内で販売されていました。他にも今回の撮影で使用したSQ10もならんでいました。

2017年12月でその歴史の幕を下ろす「コレット」ですが、今年の夏にそのニュースが発表されたときは、ファッション業界のみならず、世界中のファンを驚かせました。

コレット

撮影後記

1年でもっとも日照時間が長い夏至の日に、パリの街を訪れました。パリは、ただ歩いているだけでフォトジェニックなお店や街並みに出くわすので、チェキがあるとさらに街歩きが楽しくなりました。最後に紹介した「コレット」がなくなってしまうことは寂しいですが、またいつかパリに新しい形で「コレット」が戻ってきてくれることを楽しみに待ちたいと思います。

Photographer’s Profile

ai matsuura

独学で写真を学び、国内外で個展・グループ展を重ね、2013 年に石川県からロンドンに活動拠点を移す。ロンドンコレクションのバックステージ、ランウェイの撮影を手がけるほか、国内外のファッションブランド、音楽フェス・コンサートなどを中心にフォトグラファー/アートディレクターとして活動を行っている。また海外フェス情報発信プロジェクト「Festival Junkie」の専属カメラマンも務める。