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小谷実由と一緒に“銀座”でチェキさんぽ。憧れだった銀座奥野ビルから木村屋本店をSQ10で撮影

INTERVIEW

ゲストを迎え、チェキとともに“ゆかりの街”を歩く連載シリーズ「チェキさんぽ」。第19弾目となる今回は、モデルの小谷実由さんが登場です。小谷さんは14歳でモデルデビューすると、さまざまなファッション誌やCM、MVなどで活躍。また、ファッションブランド『I am I』とのコラボレーションで6月30日(金)まで開催中のポップアップショップ<純喫茶準備室>を企画するなど、生粋の純喫茶好きでも知られています。彼女のお気に入りの場所は、街並みに今もレトロな風情を残す“銀座”。今回は画像の加工/編集機能を搭載した最新ハイブリッドインスタントカメラ「“チェキスクエア” instax SQUARE SQ10(以降、SQ10)」を片手に、昼下がりの銀座をおさんぽします。

銀座は歩いているだけでも楽しい、“日々をちょっとだけ上げてくれる街”。

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「銀座はいろんな人がいて、百貨店もファッションも充実していて、歩いているだけでも楽しいです。昔からモダンでオシャレなものが集まっていて、来る人も少しおしゃれをして出掛ける街ですよね。私はそうやって着飾る余裕を持つことって、すごく大切だと思っているんです。特に銀座は、みんながちょっと品よくしていて、いい意味で浮足立っているような雰囲気があって。それが若い人だけではなくて、幅広い人のために用意されている感覚がすごくいいなぁと思います。私はカフェよりも純喫茶が好きなんですけど、それも老若男女……いろんな人たちがいるからなんです。昔、近くでアルバイトをしていたこともあったので、そのときは帰り道にこの辺りを通るだけでも、少し気分が変わったのを覚えています。銀座は、そんな風に“日々をちょっとだけ上げてくれる街”なんだと思います。」

小谷実由のチェキさんぽ

銀座奥野ビル 306号室

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▲銀座奥野ビル(旧銀座アパートメント)は1932年竣工。現在ではほぼすべての部屋が改装されているが、306号室は唯一、かつて「スダ美容室」として使用されていた当時の内観を残したままギャラリーとして活用する『銀座奥野ビル306号室プロジェクト』が進められている。

「私は古いビルが好きで、ビル自体には一度友達と来たことがあるんです。でも、そのときは306号室に入ることはできなかったんですよ。それからいろいろと調べて、当時の風景を今に残そうとしている人たちがいることを知りました。部屋の中は空気が全然違うし、天井や鏡が低いことにも時代を感じますね。」

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「この写真は、306号室で美容院を開いていたスダさんの写真と一緒に映ろうと思って撮った写真。鏡にカメラが映らない方がいいと思ったので、(ぐーっと手を伸ばして)手ブレを我慢して撮りました。」

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「この丸い鏡、素敵だなと思ったので、今度は奥のソファや椅子が映るように撮ってみました。」

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「306号室の水道管の写真。当時書かれた手書きの張り紙があって、その文字に書いた人の人柄がすごく出ていていいなと思いました。水道管の形もすごくかわいい!」

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「壁紙が剥がれているところに年月を感じて、そこがすごく好きですね。」

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「私はもともと、時間を感じられるものが好きなんです。昔のものが残っているのにはそれなりの理由があるからだし、今のように技術が進んでも、時間だけは再現できないと思うので。」

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「私は物体を撮るというよりも、柄や色を撮りたいと思うことが多いんです。」

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「今の時代にはなかなかない柄や色遣いで素敵ですよね。」

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「そんそんという字を見てこの文字が好き!と思って撮りました。もしかしたら来なきゃそんそんというチラシだったのかもしれないですね。」

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写真は好きなものを集めて、その宝物を見せびらかすような感覚。

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「カメラはいつも持ち歩いていて、目がカメラだったらいいのにと思うくらいです(笑)。見てくれる人が多いインスタグラムにはカジュアルな写真を載せて、タンブラーには、友達や家族、猫のような大切なものを撮った写真を載せることが多いですね。でも、それぞれ使い分けはしますけど、結局は好きなものを集めて、その宝物を見て欲しいという感覚に近いのかな、と思います。私の場合、写真を撮りたいというより、(そのときの気持ちや場の空気を)残しておきたいんですよ。今起きていることはすぐに忘れてしまうけれど、それを残しておけば、後で思い出したり、新しい魅力を見つけたりできると思うので。」

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東京交通会館

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「(壁画の)全景は撮りませんでした。最初からむしろ、どの石にしようか迷っていたぐらいです……(笑)。」

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「交通会館は『ローヤル』というお気に入りの純喫茶を見つけて通うようになった場所で、たまに主婦のおばさまたちが知恵を生かして作ったグッズを売っていたりするので、そういう風景を観るのもすごく好きです。」

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「下から撮ったシャンデリア。ちょうどライトがついていなかったので、どんな風に撮ったらかわいいかなぁと考えて撮ってみました。」

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「こっちはシャンデリアの床を階段から見下ろして撮った写真です。なかなかこんな角度で床を見下ろすことはないですよね。あとで見返してみても、私は本当に柄や模様に惹かれるんだな、と改めて思います。」

銀座インズ2 入口前

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「天井の電飾を枠にちゃんと収めたいと思って、手を伸ばして撮った写真。テクノのジャケットみたいになりました(笑)。」

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「自分も一緒に。お気に入りのものを見つけると、同化して一緒に撮りたくなるんです(笑)。」

SQ10は、これまでよりも見たものがそのまま形になるチェキ。

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「SQ10はレンズが真ん中にあるので、目で見たものがそのまま写真になって、これまでのチェキと比べてすごく撮りやすいと思いました。レンズが丸くて目に見えたのか、うちの猫はスクエアを向けたら、最初はちょっと恐がっていましたけどね(笑)。自撮りも接写もやりやすいし、その場でプリント前に加工やトリミングができるのもすごいですよね。私は服と同じようにここに行くときはこれと、カメラも気分で変えることがあるんです。SQ10は撮って加工してすぐに出せるので、今日のさんぽのように、たくさん写真を撮りたいときに向いていると思いました。チェキのフィルムをセットする瞬間もすごく好きですね。」

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煉瓦亭

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「煉瓦亭はまだ中に入ったことはない憧れの場所。外観からも美味しそうな雰囲気が伝わってきますよね。銀座は昔ながらの洋食屋さんがたくさんあるイメージです。この写真は、煉瓦亭の要素を1枚に全部入れてみました。」

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「私、影をよく撮ってしまうんです(笑)。」

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銀座 木村屋 總本店

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▲酒種酵母のしっとりしたあんぱんを開発し、明治維新後140年以上銀座で伝統を守る老舗店。同ビル内で製造しているため、開店時間にはアツアツが食べられる。2~4階では飲食も可能。

「もともと木村屋のあんぱんが好きで、銀座に本店があることも知ってはいたんですけど、1~2年前にこの辺りを歩いていてふと見上げたら、白バックにあんぱんだけの看板がポンッ!と目に飛び込んできてえっ!!とビックリして(笑)。こんなにシンプルな看板ってなかなかないですし、本当に絶妙だと思いました。昔この辺りでアルバイトをしていたときに、社員の人が木村屋のあんぱんを買ってきてくれたこともあったので、当時の思い出の味でもあります。」

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「木村屋のあんぱんを運ぶトラック。」

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「この写真は(右に映る)おじさんも入れたいと思ったので、振り向いてくれるまで待って撮りました。」

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「今日買ったのは『酒種(さかだね)桜あんぱん』。あんの中にさくらの塩漬けが入っているので、甘さとしょっぱさがあっておいしいです。この写真は、指の間から『キムラヤのパン』という文字を入れたくて、構図をものすごく考えてみました(笑)。」

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変わっていく前にその姿を撮って、好きになったところをたくさん残しておきたい。

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「今回歩いてみて、改めて銀座の魅力に気づいたし、他にも好きなところがたくさんあるんだろうな。それをもっと探したいなと思いました。街はつねに変わっていくものだと思うので、変わっていく前にその姿を撮って、私が好きになったところをたくさん残しておきたい。写真を撮りながら歩くと、好きな気持ちがさらに増すような気がするんです。誰かにこういうものがあったよと見せてもらうのも嬉しいし、自分自身も、写真を見せて言葉にしたときに、その気持ちが分厚くなるような気がするので。だから私にとって写真は、“頭の中を誰かと共有できるもの”ですね。目の代わりになって気持ちを伝えてくれる、そんなツールだと思います。」

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INFORMATION

小谷実由「チェキさんぽ」展示@銀座ロフト

2017.06.23(金)〜9月末頃
銀座ロフト5F フォト雑貨売場
住所:東京都中央区銀座2-4-6 
銀座ベルビア館5F
電話番号:03-3562-6210
営業時間:11:00~21:00 (休業日は「銀座ベルビア館」に準ずる)

★小谷実由 関連リンク
Jungle inc.
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text by Jin Sugiyama
photo by Nozomu Toyoshima