![](assets/images/mv-img-01.png)
![](assets/images/mv-img-02.png)
![](assets/images/mv-img-03.png)
そのフィルムには
技術が詰まっている
お気に入りのチェキプリントを見ていてふと思った。
どうしてチェキだと、
こんな独特の風合いになるんだろう?
なんだかすごく気になる。
秘密は、フィルムの“中” にあります。
SCROLL
チェキのフィルムには
銀塩写真が現像され
プリントが出来上がるまでの仕組みが
ぎゅっと詰め込まれています。
![フィルム分解図](assets/images/exploded-img.png)
![レンズを通った光がフィルムの裏に当たる図](assets/images/light-img.png)
レンズを通った光は
フィルムの裏の部分から当たり
露光が始まります。
厚さわずか数十マイクロメートルの
フィルムは感光部分など
18もの層からできています。
光の色によって
異なる色の層が反応し
重なり合って狙った色を出します。
長い年月を重ねた技術で
この化学反応の微妙なタイミングを制御。
美しい色と高精細な画質を実現します。
![18の層からできているフィルム](assets/images/layer-img.png)
![](assets/images/roller-img-01.png)
![](assets/images/roller-img-02.png)
![カメラ内部で現像液がフィルム全体に均一に伸びるイメージ図](assets/images/roller-img-03.png)
カメラからフィルムが出てくるとき、
現像液の袋がやぶれてフィルム全体に広がり
化学反応で現像が始まります。
緻密に設計されたローラーの動きが、
現像液をフィルム全体に均一に
伸ばします。
ちなみに現像液は黒色。
これは薄いフィルムの中に
暗室を作り出すためです。
余った現像液は
フィルムの上部の
白いフレームが吸収します。
その間も現像が進み、
写真は約90秒で
じわじわと浮かび上がります。
待ってる間はフィルムを
振らないことをおすすめします。
現像中なので。
![約90秒でじわじわと現像が進むフィルム](assets/images/developing-img.png)
![](assets/images/change-img-01.png)
![フィルムが現像されるまでのイメージ図](assets/images/change-img-02.png)
ちっちゃな
フィルムの中で
すごいことが
起こってるんだ。
チェキを見る目が
ちょっと変わった。
チェキプリントの風合いは
銀塩写真ならでは。
水濡れに強く、
財布やスマホの裏に入れても長持ちです。
![](assets/images/last-img-01.png)
![](assets/images/last-img-02.png)
![](assets/images/last-img-03.png)