INSTAX<チェキ>ロゴ

そのフィルムには
技術が詰まっている

お気に入りのチェキプリントを見ていてふと思った。
どうしてチェキだと、
こんな独特の風合いになるんだろう?
なんだかすごく気になる。

秘密は、フィルムの“中” にあります。

SCROLL

チェキのフィルムには
銀塩写真が現像され
プリントが出来上がるまでの仕組みが
ぎゅっと詰め込まれています。

フィルム分解図
レンズを通った光がフィルムの裏に当たる図

レンズを通った光は
フィルムの裏の部分から当たり
露光が始まります。

厚さわずか数十マイクロメートルの
フィルムは感光部分など
18もの層からできています。

光の色によって
異なる色の層が反応し
重なり合って狙った色を出します。

長い年月を重ねた技術で
この化学反応の微妙なタイミングを制御。
美しい色と高精細な画質を実現します。

18の層からできているフィルム
カメラ内部で現像液がフィルム全体に均一に伸びるイメージ図

カメラからフィルムが出てくるとき、
現像液の袋がやぶれてフィルム全体に広がり
化学反応で現像が始まります。

緻密に設計されたローラーの動きが、
現像液をフィルム全体に均一に
伸ばします。

ちなみに現像液は黒色。
これは薄いフィルムの中に
暗室を作り出すためです。

余った現像液は
フィルムの上部の
白いフレームが吸収します。
その間も現像が進み、
写真は約90秒で
じわじわと浮かび上がります。

待ってる間はフィルムを
振らないことをおすすめします。
現像中なので。

約90秒でじわじわと現像が進むフィルム
フィルムが現像されるまでのイメージ図

ちっちゃな
フィルムの中で
すごいことが
起こってるんだ。
チェキを見る目が
ちょっと変わった。

チェキプリントの風合いは
銀塩写真ならでは。

水濡れに強く、
財布やスマホの裏に入れても長持ちです。